「緊張すると手汗がやばいー」とあるとき娘が。
私が手汗で悩んでいたので、その言葉を聞いた時には「遺伝しちゃったのかなぁ…」と不安に。
「どんなときに手に汗をかくの?」と聞いたところ、「ゲームで強い敵が出てきたとき」
ですと?
ゲームって…
なんならわたしがラスボスになりましょうか?
娘の場合は今のところ軽症なので、お友だちとのやりとりで手汗で困ったことはないようなのですが、調べてみると手汗が原因でいじめを受けたなんてこともあるみたいで。
子供はときに大人より残酷です。
手汗の原因
手汗の原因は大きく分けて3つあります。
- 緊張や興奮によるもの(精神的)
- 手のひらの汗腺が多い(体質的)
- 他の病気からくるもの
1と2は「ふたつでひとつ」みたいなところがあり、緊張や興奮のせいで交感神経(自律神経のひとつ)が刺激され、もともと手のひらの汗腺が多いため人より多く汗をかく、というような流れ。
「この子は汗っかきだから」と笑っていられるレベルならいいのでしょうが、それも程度問題ですからね。手汗がお子さんにとって大きなコンプレックスになるようなら話は別です。
手汗のせいでお友だちとの付き合いもよそよそしくなったり、だんだん内向的になってしまい最悪不登校に、なんてことになったら…とてもかわいそうです。
病気を疑う場合
3に関しては、まずお子さんが「手掌多汗症かどうか?」を判断することで分かります。
手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)とは
- 初の自覚症状が25歳以下
- 片手だけじゃなく両手に汗をかく
- 睡眠中は発汗が止まっている
- 一週間に1度以上多汗によるエピソードがある
- 家族にも同じような人がいる
- 日常生活に支障がある
これらのうち2つ以上当てはまるようなら多汗症の可能性が高いとされています。子供の場合はまず1が当てはまりますから、そのほかに1つでもあればということですね。
逆に、これがあてはまらないのに手に汗をかくようでしたら、何かしらの病気の疑いがあります。素人判断はせずに病院で診察されることをおすすめします。
病気に関しては「手汗をかくのに多汗症じゃない?こんな症状があったら危険!」に詳しく書いてありますので参考にしてください。
ここではこのまま多汗症による手汗対策ということで進めていきます。
子供の手汗対策
まず一番手っ取り早いのはハンドタオルということでしょうが、毎日常に持ち歩くとなると結構面倒くさいと言われそうだし、使った後しまわずに置きっぱなしにしちゃって忘れちゃうとかありそう。
次に思いつくのが制汗剤です。
子供の手は大人の手と違ってまだ柔らかくダメージも受けやすく、刺激の強いものは
- 肌荒れ
- 痒み
- 赤く腫れ上がる
などの副作用もないとは言えませんから、安全に使えるものじゃないといけません。
手術という方法もありますが、成長途中の子供には…どうなんでしょうか?副作用も心配ですし、わたしはおすすめしません。
なので、まずは手にやさしい制汗剤を試してみるというのがベターなように感じます。
そして何よりも安心感を与えて
小学生も中高学年になってくると手汗が出ることに対して精神的なストレスを感じるようになります。
「なんで僕だけ」「どうして私だけ」
なので、制汗剤を塗ってあげるだけでなく、「このお薬を塗っておけば手汗が出なくなるようになるから大丈夫」と、やさしい言葉も一緒に投げ掛けてください。
「大丈夫なんだ」という安心感が手汗を抑えることになりますから(^^♪
まとめ
まずは多汗症のチェックをして、病気の疑いをクリアしてから制汗剤、という流れでやってみてはいかがでしょうか。
お子さんもあなたのサポートがあれば精神的にも大分楽になるはずです。
今の制汗剤は使い続けることで手汗が出にくい体質に改善していくというものもあります。お子さんの悩みを解決して、笑顔で元気に過ごす毎日にしてあげましょう!
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